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中古車の点検はどうする?メンテナンス項目と日常点検の大切さを解説

2025.5.21  新着情報  , ,

中古車は安く購入できると考えている方も多いでしょう。

確かに、一般的に考えた場合、中古車は新車よりも安く購入することができます。

しかし、安心して使い続けるためには、日々の点検やメンテナンスがとても重要です。

前のオーナーがどのように車を使っていたかによって状態が異なるため、見えない部分にトラブルが隠れていることもあります。

本記事では、中古車の点検が必要な理由や具体的な点検項目を詳しく解説。

また、日常点検での注意点についても紹介します。

点検やメンテナンスについての正しい知識を持つことで、安心してドライブを楽しむことができるようになります。

「中古車に長く乗り続けたい」「愛車を安全な状態で保ちたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

中古車の点検が必要な理由

中古車を長く快適に使用するためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

中古車はすでに使用された車両であるため、新車よりも部品の劣化やトラブルのリスクが高いです。

日常的なメンテナンスを行うことで、高額の修理費用の出費を防ぐことができます。

また、定期的な点検は燃費やパフォーマンスの維持にもつながります。

結果的に車の価値を高める効果も期待できるでしょう。

点検やメンテナンスが不十分だと?

メンテナンスを怠ると、思わぬ故障や事故のリスクが高まります。

自動車は多くの消耗品で構成されており、エンジンオイルやブレーキパッド、タイヤなどは定期的な交換が必要です。

定期的な点検を行わないと、エンジンの過熱やブレーキの効きの低下など、重大な問題が発生することも考えられるのです。

さらに、車検や定期点検の際に修理が必要な箇所が増え、結果的に高額な修理費用が発生する可能性があります。

特にエンジンやトランスミッションといった高価な部品が故障した場合、修理費用が想像以上にかかることも少なくありません。

安全面だけでなく、経済面の負担を軽減するためにも、日々の点検は重要といえます。

中古車の点検やメンテナンスを行うタイミング

中古車の点検やメンテナンスは、定期的に行うことが重要です。

まず、購入後すぐに一度点検を行い、車両の状態を確認することをおすすめします。

購入直後に点検をすることで、前のオーナーが行っていたメンテナンスの状況や、すぐに交換が必要な部品を明確にできます。

その後は、走行距離や使用期間に応じて定期的にメンテナンスを実施しましょう。

また、12カ月点検や24カ月点検など、法定点検を確実に受けることで車両のトラブルを未然に防ぐことができます。

中古車の法定点検

法定点検とは、車両を安全に運行するために法律で義務付けられた点検および整備のことです。

法定点検では、エンジンやブレーキなど主要な部品の点検に加え、タイヤやライトの動作確認などを行います。

納車後も定期的に法定点検を受けることで、長く安全に自動車に乗ることができるでしょう。

この整備を怠ると、保険や保証の適用外となるケースもあるため注意が必要です。

中古車における主な点検項目

中古車の点検では、いくつかの重要な項目を確認します。

これらの点検を適切に行うことで、車の寿命を延ばし、思わぬトラブルを防ぐことが可能です。

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

エンジンオイル

エンジンオイルは車の心臓ともいえるエンジンの動きをスムーズに保つために重要です。

劣化したオイルをそのままにしておくと、エンジン内部に摩耗が生じ、重大な故障に発展する恐れがあります。

エンジンオイルは走行距離3,000~5,000キロごと、または半年ごとに点検し、必要に応じて交換しましょう。

オイルの減り具合を定期的に確認することで、エンジンの状態を適切に保つことができます。

オイルフィルター

オイルフィルターはエンジンオイルの中の不純物を取り除く役割を持っています。

フィルターが詰まった状態ではオイルの流れが悪くなり、エンジンに大きな負荷がかかります。

通常、オイルフィルターはオイル交換2回に1回の頻度で交換するのが理想的です。

定期的に点検し、フィルターが劣化していないか確認することで、エンジンオイルの性能を最大限に引き出せます。

タイヤ(空気圧・タイヤ溝)

タイヤは車の安全性や走行性能に直結する部品です。

空気圧が適切でない場合、燃費が悪くなったり、タイヤの摩耗が早まったりすることがあります。そのため、1カ月に1回を目安にチェックしましょう。

また、タイヤの溝が浅い場合、雨の日や雪道でスリップしやすくなります。溝の深さを定期的に確認し、必要であれば早めにタイヤを交換しましょう。

ブレーキフルード

ブレーキフルードは、ブレーキ操作を確実に伝えるための役割を果たしています。

フルードは吸湿性が高く、時間が経つと水分を吸収して性能が落ちます。さらに劣化が進むと、制動力が低下し、最悪の場合ブレーキが効かなくなる危険性があります。

通常2年に1回の交換が推奨されますが、中古車の場合は特に使用状況に応じて早めに点検・交換を行うようにしましょう。

エアクリーナー

エアクリーナーはエンジンに取り込む空気中のホコリや異物を取り除く役割を果たします。

汚れたエアクリーナーはエンジンの吸気効率を下げ、燃費悪化やパワーダウンを引き起こします。

目安として3~4年ごと、または走行距離3~40,000kmを目安に交換するのがおすすめです。

特に砂ぼこりが多い地域での運転が多い場合は、高い頻度での点検・交換が必要になります。

エアコンフィルター

エアコンのフィルターは、車内の空気を清潔に保つために重要です。

フィルターが汚れるとカビの発生や悪臭の原因となり、空気の循環が悪くなることでエアコンの性能低下や燃費への影響も出ます。

エアコンフィルターは1年に1回、または使用頻度に応じて点検・交換を行いましょう。

日常点検で気を付けたいこと

定期的なセルフチェックで、トラブルを未然に防ぎ、愛車を良好な状態に保てます。

ここでは、日常点検の重要性と具体的にチェックしたい点について解説します。

中古車に長く乗るなら日常的な点検・メンテナンスが重要

車は定期点検だけでなく、日々のメンテナンスが重要です。

日常的に車の状態を確認しておけば、異常が発生しても早い段階で気づくことができます。

特に中古車は、前のオーナーの使用状況によって消耗度合いが異なります。

小さな点検の積み重ねが、大きなトラブルを防ぐ手段となるのです。

具体的にどこをチェックする?

日常点検では、車内外や消耗部品の状態を確認することが大切です。

なかでも、以下の項目については簡単にチェックすることができます。

以下で、具体的な点検ポイントを解説しますので、定期的にチェックし、異常があれば早めに対応しましょう。

車内の汚れやごみ

車内の清掃は快適な環境を保つだけでなく、異常を発見しやすくするためにも重要です。

例えば、こぼした飲み物や食べかすが放置されると、カビや悪臭の原因になることがあります。

掃除機や粘着クリーナーを使用して、シートやカーペットを定期的に掃除し、必要に応じてシートカバーを洗濯しましょう。

また、消臭剤や車載用空気清浄機を使うことで車内環境をより快適に保てます。

外装の状態

車の外装は、洗車を通じて定期的にチェックしましょう。

泥や水垢を放置すると、ボディにキズやサビが生じる可能性があります。

月に1回程度の洗車を心がけ、ワックスやコーティング剤を塗布するとより効果的です。

消耗部品

ワイパーゴムやウインドウォッシャー液といった消耗品は、こまめにチェックする必要があります。

雨の日にワイパーを動かして「拭きムラ」や「ビビリ音」が発生していないか確認しましょう。

また、ウインドウォッシャー液が、適量噴射されるか、タンクが空になっていないかも注意するポイントといえます。

こうした消耗部品は安価で簡単に交換できるため、状態が悪い場合は早めの交換がおすすめです。

まとめ

中古車を安全かつ快適に長く乗り続けるためには、日常的な点検とメンテナンスが欠かせません。

定期的なセルフチェックを習慣化することで、トラブルを未然に防ぎ、愛車の寿命を延ばすことができます。

また、車内外や消耗部品の状態をこまめに確認し、異常があれば早めに交換することが大切です。

正しい点検とケアを行い、安心してドライブを楽しみましょう。

シシドモータースでは、中古車購入後のアフターサポートにも力を入れています。

車検や整備、車体の修理なども承っていますので、安心してご購入いただけます。

ぜひお気軽にご相談ください。