中古車市場では、軽自動車も非常に人気です。近年では軽自動車の性能も上がり、手頃な価格と維持費の安さから多くの人に選ばれています。
中古の軽自動車は、走行距離や年式によって価格が大きく異なるため、うまく探すことができれば、安くて状態の良い軽自動車を見つけることができます。しかし、安さだけを求めると、後々の修理費やメンテナンスに悩まされることもあるため、慎重に検討する必要があるでしょう。
この記事では、「中古車で安い軽自動車を探すには?」というテーマのもと、購入時に気を付けるべきポイントや、おすすめの車種について解説します。
初めて中古の軽自動車を購入する方も、賢く買い物をしたい方も、ぜひ参考にしてください。
こんな軽自動車の中古車はねらい目!

中古車市場で安く軽自動車を手に入れたい場合、「どんな軽自動車が安いのか」を知ることが重要です。狙い目の車両を選べば、予算を抑えつつも、満足のいく車を見つけることができるでしょう。
ここでは、特にねらい目となる軽自動車の特徴について詳しく解説します。
1.走行距離が多い
一般的に、中古車は走行距離が増えるほど価格が下がる傾向にあります。
そのため、走行距離が多いが年式は新しい車はねらい目です。
軽自動車はもともと燃費が良く、エンジンの耐久性も高い車種が多いため、走行距離が多い車でも十分に使用できます。
例えば、走行距離が10万kmを超える車でも、エンジンやトランスミッションが正常な場合、日常の通勤や買い物程度なら問題なく使えることが多いです。
走行距離が多いことで価格が抑えられるため、とにかく安い自動車が欲しいと考えている方にはおすすめです。
2.年式が古い
年式が古い軽自動車は、安く手に入ることが多いです。
中でも、年式は古いけれど、走行距離が少ない車がねらい目です。
自動車メーカーは定期的にモデルチェンジを行うため、古いモデルが在庫として残ると、ディーラーや中古車販売店は早めに売り切りたいと考えます。
これにより、値引き交渉もしやすくなるでしょう。
年式が古くても、基本性能がしっかりしている軽自動車は数多く存在します。
特に軽自動車の燃費性能や安全性は年々進化しており、日常的な使い方であれば古いモデルでも十分な性能を発揮する場合が多いです。
3.供給が多く需要が少ない車種
市場で人気のない車種や、供給量が多い車種は、中古車として価格が安くなる傾向にあります。
軽自動車の中でも、日常使い向けのベーシックな車種の方が供給が多く、価格が下がりやすいです。例えば、セダンタイプの軽自動車などは、比較的安価で手に入れることができます。
人気モデルにこだわらず、実用性を重視して車種を選ぶことで、予算を大幅に節約することが可能です。購入時には、販売店での在庫状況を確認し、相場と比較しながら選ぶと良いでしょう。
4.人気のないカラー
車両のカラーも中古車価格に大きく影響を与えます。
一般的に、白や黒、シルバーといったベーシックカラーは人気が高く、中古車市場でも価格が高めに設定されることが多いです。
しかし、赤や青、緑といった鮮やかな色や、個性的なカラーは、価格が下がる傾向があります。
車のカラーは個人の好みによる部分が大きいため、あまり需要がないカラーは売れ残ることが多く、結果的に価格が下がるケースがあります。
もし、色にこだわらない場合や、他とは違う個性的な車を求めている方には、あえて個性的なカラーを選ぶのも賢い選択です。
安い軽自動車を中古で買うときに気を付けるべき4つのポイントとは?
中古で安い軽自動車を購入する際には、価格だけに注目せず、さまざまなポイントを確認することが重要です。購入後に予期せぬトラブルや追加費用が発生しないよう、慎重に検討しましょう。
ここでは、安い軽自動車を中古で購入する際に特に注意すべき4つのポイントを解説します。
1.修復歴の有無に注意する
購入時に最も注意すべき点の一つが「修復歴」です。
修復歴がある車両は、事故や故障が発生し、修理された履歴があることを示します。
このような車両は、表面的には問題がないように見えても、フレームやシャーシに影響が残っている場合があり、安全性や耐久性に不安が残ることがあります。
修復歴がある車は価格が大幅に下がるため、安く手に入ることが多いです。しかし、場合によってはのちのちのトラブルにつながりますので、購入後のリスクを理解する必要があります。
実際に、走行に支障がない程度の修復であれば問題ありませんが、できるだけ修復歴のある車両は避ける方が無難です。
中古で軽自動車を購入する際には、修復歴があるか、きちんと説明してもらい、納得できる場合にのみ購入を検討しましょう。
2.車両本体価格ではなく総額を確認する
中古車を購入する際は、車両本体価格以外に、登録費用、税金、車検代、保険料などが発生します。そのため、これらを含めた「総額」を確認することが重要です。
特に安い軽自動車の場合、車両本体価格が非常に魅力的に見えることが多いですが、総額を考慮せずに購入すると、思ったよりも多額の費用がかかってしまうことがあります。総額を確認する際は、追加費用がどれくらいになるか、販売店でしっかりと見積もりを出してもらい、納得のいく予算内で購入できるかどうかを確認しましょう。
また、ローンを利用する場合は、金利も含めた総額を把握しておくと安心です。
3.車検やパーツ交換の時期を知っておく
中古車を購入する際には、車検や主要なパーツの交換時期をあらかじめ確認しておきましょう。
車検が切れる直前の車両は、購入後すぐに車検費用がかかるため、結果的に出費が増える可能性があります。また、タイヤやブレーキパッド、バッテリーなどの消耗品が交換時期を迎えている車両も、購入後にすぐに修理や交換が必要になるため、これらの費用を考慮する必要があります。
車両の整備記録や車検証を確認し、次回の車検やパーツ交換の予定が近いかどうかを事前に把握しておくことで、無駄な出費を避けることができます。
車両のメンテナンス履歴がしっかり記録されている車は、安心して購入できる一方で、これらの情報が不明瞭な車両は避ける方が良いでしょう。事前に整備記録の詳細を確認し、信頼できる情報を提供してもらえる販売店を選ぶのもポイントです。
4.できるだけ実車を見て確認する
現在はオンラインで中古車を探す方も多いでしょう。オンラインで車両を選ぶことは簡単なのですが、可能であれば実車を直接確認することをおすすめします。
写真だけでは車の外装や内装の細かい傷や劣化具合、エンジン音や走行感覚などを正確に把握するのは難しいです。特に、安い軽自動車の場合、長期間使用されていることが多いため、外装の劣化や車内の傷、エンジンの調子などを実際に確認することで、購入後のトラブルを避けることができます。
また、実際に運転してみることで、ステアリングの反応やブレーキの効き具合、異音の有無など、購入前にはわからない部分を確認することができます。試乗できる場合は、短時間でも必ず実際に運転してみて、自分の感覚で車両の状態を確かめることが重要です。
販売店スタッフに不明点や気になる点を直接質問することで、納得のいく買い物ができるでしょう。
中古軽自動車の相場
中古軽自動車の相場は、年式や走行距離、車種、状態などによって異なります。
一般的に、50万円から100万円程度が相場となっていますが、より新しいモデルや人気の高い車種は価格が高くなる傾向があります。
車の状態や修復歴があるかどうかも相場に影響を与えるため、単に安いから選ぶのではなく、購入前にしっかり確認することが大切です。
中古で安く買える軽自動車・5選

中古で安く買える軽自動車にもさまざまなものがあります。
ここでは、比較的安価で購入できる5車種を紹介します。
また、当社のサイトにて、安価で購入できる軽自動車を検索できますので、活用してください。https://www.sisido-motors.com/stock/index.php?maker=&cname=&pf=&pt=40&mode=&submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%81%99%E3%82%8B
1.ダイハツ ミライース
新車でも100万円程度で購入できること、さらに燃費をはじめとした性能も高いことから、コストパフォーマンスに優れている車種です。
安いものが良い!でも性能も悪くない車が良い!という方には、非常におすすめしたい車です。
2.ダイハツ タント
タントは、背が高く、乗車スペースや荷室が大きいことから、ファミリーのセカンドカーとしても人気があります。軽自動車のスーパーハイトワゴンは、新車だと比較的値段が高いのですが、中古なら気軽な価格で手に入ります。
運転しやすく、燃費も良いので、街中での運転がメインの方にもおすすめです。
3.ダイハツ ムーヴ
ムーヴは、中古市場においては、需要・供給ともに多く、安い価格で手に入る軽自動車です。
コンパクトながらも、室内が広いため、快適に運転をしたいと考える方におすすめします。
4.日産 ルークス
ルークスは、スーパーハイトワゴンに分類される軽自動車で、室内がとにかく広いことがメリットです。
また、シートのスライド幅も広く、後部座席の方も快適に乗ることができます。
荷物が多い方や、車内で快適に過ごしたいという方にもおすすめの車種です。
5.スズキ ワゴンR
ワゴンRは、スズキのベストセラー車種です。広い車内空間と性能の良さをあわせもつワゴンRは、中古車市場においても、非常に人気が高いといえます。
長く販売されている車種なので、グレードや年式によっては、非常に安く手に入れることができるでしょう。
安い軽自動車の中古車はどこで買える?

中古軽自動車を購入する際、信頼できる販売先を選ぶことが重要です。
主な購入場所として、ディーラーや中古車販売店がありますが、それぞれに特徴があります。
ここでは、それぞれの購入場所について詳しく見ていきましょう。
ディーラー
ディーラーは、メーカー正規の販売店であり、新車だけでなく、中古車の取り扱いも行っています。
ディーラーで販売される中古車は、厳しい検査や整備が行われていることが多く、購入後も安心して乗ることができるのが大きなメリットです。
また、保証が付くことが一般的で、購入後に万が一の不具合が発生しても対応してもらえるケースが多いです。
ディーラーはやや価格が高めになることがありますが、品質や信頼性を重視する方にはおすすめです。
中古車販売店
中古車販売店は、幅広い車種や価格帯の中古車を取り扱っているため、選択肢が豊富です。
ディーラーに比べて価格が安いことが多く、予算に応じた車を見つけやすい特徴があります。
また、複数のメーカーの車を比較しながら選べるため、好みや条件に合った軽自動車を見つけやすいでしょう。
ただし、販売店によって車両の状態やサービスの質に差があるため、信頼できる店舗を選ぶことが重要です。
軽自動車専門の中古販売店もある!
軽自動車に特化した中古販売店も存在し、軽自動車を探している人には特におすすめです。
こうした専門店では、軽自動車に精通したスタッフが在籍していることが多く、ニーズに合った車種や購入のアドバイスを受けられます。
さらに、軽自動車だけを扱うことで、価格競争力も高く、リーズナブルな価格で良質な中古車を見つけやすいのもメリットです。
豊富な在庫の中から、条件に合った軽自動車を効率よく選べるため、軽自動車専門店での購入を検討するのは、賢い選択でしょう。
まとめ
中古軽自動車を安く探す際には、走行距離が多い車や年式が古い車、需要が少ない車種、人気のないカラーが狙い目です。
購入時には、修復歴の有無や総額、車検やパーツ交換の時期を確認するようにしましょう。
もし、分からないことや不安なことがあれば、販売店のスタッフに納得いくまで説明してもらうことも重要です。また、可能であれば実車を確認したり、試乗したりするのも良いでしょう。
シシドモータースは、専門知識を持ったスタッフが活躍する、軽自動車専門の中古車販売店です。
修復歴がある車は一切取り扱っていないため、安心してご購入いただけます。
お客様のご要望に合わせたお車選びができますので、ぜひ気軽にご相談ください。