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中古車は何年落ちがお得?使用年数以外にチェックするポイントも紹介

2024.12.25  新着情報  ,

中古車を検討する際に「○年落ち」という言葉を目にしたことはありませんか?

これは簡単に言うと、自動車の新車からの経過年数を指します。
中古車購入にあたっては、その自動車が「何年落ちなのか」ということが非常に重要になるのです。

この記事では、何年落ちの中古車を選ぶのがお得なのかを理由とともに解説。また、年式以外にチェックすべきポイントや注意点についても紹介します。

自分に合った中古車を見つけるためのヒント探しとして、ぜひ最後までご覧ください。

中古車の何年落ちとは?

「○年落ち」という言葉は、中古車市場でよく耳にする表現ですが、具体的にどういう意味なのでしょうか?

これは、その車が新車として初めて登録された年から何年経っているかを指します。
例えば、2020年に新車として登録された車を2023年に購入した場合、この車は「3年落ちの中古車」となります。
この考え方においては登録年が基準となるため、製造年や購入年とは異なる点に注意が必要です。

中古車の「何年落ち」という情報は、車の価値や性能、状態を判断する上で非常に重要です。
一般的に、車は年数が経過するごとに価値が下がっていきます。
これは、年数を重ねることで走行距離が増えたり、自動車のエンジンなど部品が消耗していったりするためです。
そのため、経過年数が多い車ほど価格が安くなる傾向があります。

年式と何年落ちの違い

年式は、「新車として初めて登録された年」を指します。
また、何年落ちかは車が新車として初めて登録された年、つまり年式を基準にして計算される経過年数です。
年式によって何年落ちかを計算するため、基本的な考え方は同じといえます。

例えば、2021年に新車として初めて登録された場合、この車は2021年式になります。
そして○年落ちは、その2021年を基準とするため、2024年時点で「3年落ち」となります。

中古車は何年落ちがおすすめ?

中古車を購入する際、「何年落ち」の車を購入するのが良いのかは、多くの人が悩むポイントです。

中古車には、1年落ちの新しい車から、30年を超えるヴィンテージものまで、さまざまなものがあります。
その中で、3年落ち、5年落ち、7年落ちの中古車は、比較的多く存在します。

それぞれの特徴やメリットがありますが、価格や性能、維持費をバランスよく考え、自分のライフスタイルや予算に合った選び方をすることが重要です。

ここでは、3年落ち、5年落ち、7年落ちのそれぞれの中古車について、詳しく解説します。

3年落ち

3年落ちの中古車は、3年前に初度登録された車のことです。
中古車の中でも比較的新しい車が欲しい方は、3年落ちまでの中古車を選ぶと良いでしょう。

内装や外装の状態が良かったり、ワンオーナーだったりと、さまざまなメリットがあります。また、多くの車種でメーカー保証が3年または5年付いているため、まだ保証期間が残っているケースも少なくありません。

また、最近発売されたモデルの場合、最新の安全装備や燃費性能が備わっていることも多いです。そのため、新型車同様の機能がついた車を、新車よりも安価で手に入れるチャンスともいえるでしょう。

ただし、人気車種の場合は需要が高いため、中古車市場でも割高になる傾向があります。
また、走行距離が少ない場合、価格が下がりにくいこともあります。

5年落ち

5年落ちの中古車は、コストと性能のバランスが良い選択肢と言えます。

メーカーの保証が切れるタイミングで、車を買い替える方も多く、中古車の選択肢も増えます。また、車両の価格も下がってくるため、車種やカラーなどによっては、安価で購入可能です。

実際に、5年経過しても適切なメンテナンスを受けている車であれば、まだ十分な耐久性があります。
特に近年の国産車は耐久性が高く、10年以上の使用にも耐えられる設計となっているため、5年落ちでも安心して乗れる場合が多いです。

ただし、この時期になるとタイヤやバッテリーなど一部の消耗品の交換時期がやってきます。
購入時には部品の状態をしっかり確認し、メンテナンスにかかる費用なども考慮する必要があるでしょう。

7年落ち

7年落ちの中古車は、予算を重視したい人にとって非常に魅力的な選択肢です。
特に、できるだけ安く自動車を手に入れたい方や、初めて車を購入する方、セカンドカーとして検討している方に適しています。

ただし、7年落ちになるとモデルチェンジによるデザインの古さや、安全装備の仕様が現在の基準より劣る可能性があります。
また、部品の劣化が進んでいる可能性も高いため、購入後にはしっかりとした整備が必要です。
維持費を含めたトータルコストを考えた上で、購入を検討しましょう。

年式の新しい中古車を選ぶ際に気を付けたいこと

年式の新しい中古車は、最新設備の整った自動車をお得に手に入れられるため、人気があります。
しかし、年式が新しいからといって、すべての中古車が高品質であるとは限りません。

「まだ年式が新しいのに、購入後トラブルだらけ」などと後悔することがないように、注意すべきポイントを押さえておきましょう。

特に気を付けたい中古車とは?

年式が新しい中古車の中には、購入後のリスクを伴うものがあります。
その代表例が、リースアップ車やレンタカーとして使われていた車です。

リースアップ車は法人や個人がリース契約で使用していた車両で、定期的なメンテナンスが行われていることが多い反面、短期間で多くの距離を走っていることがあります。
また、レンタカーとして使われていた車は、不特定多数の利用者がおり、中には乱雑な乗り方をした人がいる可能性があります。

年式としては新しくても、エンジンやタイヤなどの消耗が進んでいるケースがあるため、走行距離や整備記録をしっかり確認しましょう。

必ずしも状態が良いとは限らない

年式が新しいからといって、必ずしも車両の状態が良いとは限りません。

例えば、年式が新しくても定期点検やオイル交換といった基本的なメンテナンスがされていない場合、エンジン内部や駆動系に不具合が生じる可能性があります。
こうした車両は後から修理費がかさむことが多いため、外観と年式だけで判断しない方が良いでしょう。

複数の視点から総合的に判断することが、満足のいく中古車選びにつながります。

年式や何年落ちか以外にチェックしたいポイント

中古車を選ぶ際、「○年落ち」や「年式」は重要な判断材料ですが、それだけでは車の全体的な状態を把握するのは難しいです。
そのため、他の要素も考慮することで、より安心して購入できる車を選ぶことができます。

ここでは、その中でも「総走行距離」と「登録済未使用車」について詳しく解説します。

総走行距離

中古車の状態を把握するうえで、総走行距離は年式以上に重要な判断基準となる場合があります。
同じ年数使用された車でも、走行距離が短いものほどエンジンや足回りの消耗が少なく、より長く使用できる可能性が高いです。

一般的に、年間1万キロ程度の走行距離が標準とされ、それを大きく超える車は注意が必要です。
具体的には、5年落ちでも10万キロ以上走っている車は、消耗部品の交換が増える可能性があります。

登録済未使用車

「登録済未使用車」は、販売店が新車として登録だけ行い、実際にはほとんど使用されていない車両を指します。
登録済未使用車は、ほぼ新車同様の状態でありながら、新車価格より安く購入できる点が魅力です。
そのため、「新車が欲しいけれど予算を抑えたい」という方にとっては非常におすすめできる選択肢といえます。

ただし、新車と違って好みの色や装備を選べない場合があるため、その点には留意しましょう。

まとめ

中古車を選ぶ際には、「何年落ち」や「年式」といった基本的な情報に加え、総走行距離や登録済未使用車の有無など、さまざまな観点から判断することが大切です。

それぞれの特徴やメリットを理解し、自分のライフスタイルや予算に合った車を選ぶことで、後悔のない購入につながります。この記事を参考に、ぜひ理想の一台を見つけてください。

シシドモータースでも、高年式の中古車を数多く取り扱っております。年式だけでなく、予算や走行距離、車両や設備に関するご要望を伺いながら、お客様一人ひとりに合わせたご提案をさせていただきます。

中古車選びに迷ったら、気軽にシシドモータースへご相談ください。