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7年落ちの中古車は安い?検討時のチェック項目や注意点を知ろう!

2025.6.4  新着情報  , , ,

中古車市場では、さまざまな年式や状態の車が販売されています。

中古車を検討する際、7年落ちの車に注目することもあるでしょう。

7年落ちの車には、新車にはないメリットもありますが、反対に注意が必要なデメリットも存在します。

例えば、走行距離やメンテナンス履歴、消耗部品の状態などをしっかりチェックしておかないと、購入後に思わぬ出費が発生することも。

また、場合によっては税金や修理費が高くつく場合もあるため、購入前に十分な情報収集が欠かせません。

本記事では、7年落ちの中古車の特徴や購入時のメリット・デメリットを整理し、購入を検討する際に確認しておくべきチェックポイントを具体的に解説。

さらに、購入後の維持費や税金に関する知識も紹介しています。

これから中古車の購入を考えている方にとって役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

7年落ちの中古車の特徴

7年落ちの中古車は、新車と比較して価格が大幅に下がることが大きな特徴です。

ここでは7年落ちの中古車の特徴を3つ紹介します。

年式相応の価格設定

7年落ちになると、グッと値段が下がることも少なくありません。

ただし、価格の下落は車種やグレードによって異なり、高級車や人気車種は価格が下がりにくい場合があります。

限定車等の市場に出回っていない場合は値上がりすることもあるため、希望する車種の中古価格がどのように推移しているかを、事前に調査しておくと良いでしょう。

装備や性能の充実

7年前の車でも、安全装備や便利機能がある程度標準装備されていることが多いです。

例えば、バックモニターやクルーズコントロールなどは普段の運転での快適性を向上させます。

一方で、先進運転支援システム(ADAS)が搭載されていない場合があります。

ADASが導入されている車両を希望している場合は、事前に確認しておきましょう。

車両状態の個体差が顕著

7年落ちの中古車は、前オーナーがどのように車を扱ってきたかで状態が大きく変わります。

定期的に整備された車とそうでない車では、エンジンやトランスミッションの劣化具合に差が出ることも少なくありません。

乗り方が悪いと、部品の故障や車両のトラブルにつながりやすいです。

購入時には、車両の状態を目視でしっかり確認すると良いでしょう。

また、不明点がある場合は、中古車のプロである販売店スタッフに細かく聞くのをおすすめします。

7年落ちの中古車はお得?

7年落ちの中古車は、価格と性能のバランスを考えると「お得」と感じることが多いです。

しかし、この「お得感」は購入者の用途や視点によって異なります。

ここでは、3つの観点から「7年落ちの中古車はお得なのか」について考えてみましょう。

価格面のメリット

7年落ちの車は、中古車市場で比較的手頃な価格帯に位置します。

高年式の中古車を求める場合、新車と比較すると安価になりますが、思ったよりも安くないと感じることも少なくありません。

しかし、7年落ちになると、費用を抑えつつ、性能もある程度維持されている点が大きな魅力といえます。

長期的なコストパフォーマンス

購入時点での価格だけでなく、維持費や燃費性能を含めた総合的なコストを考える必要があります。

7年落ちの車は、新車と比較して初期費用が抑えられるため、短期的にはお得です。

一方で、購入後長く乗り続ける予定がある場合、部品交換や修理費用がかさむ可能性もあるため、維持管理の観点を加味する必要があるでしょう。

ライフスタイルに応じた判断

通勤や近隣の買い物といった近距離利用がメインであれば、7年落ちの車でも十分な性能を発揮します。

一方で、遠出やレジャーで長距離運転が頻繁な場合は、もっと高年式の中古車や新車を検討する方が結果的にお得になることもあります。

7年落ちの中古車を購入する際の注意点

7年落ちの中古車は価格が手頃で魅力的ですが、購入後の維持や修理にかかる費用を事前に考えておく必要があります。

特に走行距離が多い車両や輸入車には注意しましょう。

ここでは、購入前に考えておきたい注意点を紹介します。

維持費や修理費を考える

7年落ちの中古車は、維持費や修理費が高くなることが多いです。

その理由として、車体やパーツの劣化が進みやすく、購入後に整備や交換が必要なケースが増えることが挙げられます。

さらに、初年度登録から13年以上経過すると自動車税が上がるため、維持費が負担になる可能性があります。

また、燃費性能が低い車種の場合、ガソリン代も高くなるため、総合的なコストを事前に見積もることが大切です。

輸入車の場合交換パーツが高い

輸入車の7年落ちは、交換パーツや修理費用が高額になる可能性があります。

海外メーカーの車の場合、パーツの在庫が国内にないと、海外から取り寄せる必要があります。

その際、輸送コストがパーツの価格に上乗せされます。

また、珍しい車種は、必要な部品が手に入りにくく、修理が長期化することも。

加えて、輸入車の修理には専門的な技術が求められるため、工賃も割高になるケースが一般的です。

輸入車を選ぶ場合は、予算に余裕を持ち、アフターケアや定期メンテナンスの費用も考慮しましょう。

年式を確認する方法とは?

7年落ちだけでなく、3年落ちや5年落ちなどの中古車を目にすることもあるでしょう。

こうした「年式」や「○○年落ち」というのは、中古車を購入する際のポイントになります。

「年式」について理解することは、車の価値や状態を見極めるために重要です。

ここでは、年式を確認する3つの方法について解説します。

車検証

車検証は、車の年式を確認する最も信頼性の高い方法です。

車検証には「初度登録年月」の欄があり、ここに記載された年月が車の年式に該当します。

初度登録年月は、新車が初めて登録された日付を示し、車が製造された年とほぼ一致するため正確な判断が可能です。

また、車検証には「登録・交付年月日」という欄もありますが、これは所有者変更や住所変更に伴う登録日の記録であり、車の年式とは異なります。

確認する際は間違えないよう注意しましょう。

新車保証書

新車保証書も年式確認に役立つ資料です。

この保証書は、新車購入時に発行され、車の「登録日」が記載されています。

ただし、記載内容の正確性は車検証に劣る場合があるため、参考情報として利用するようにしましょう。

また、中古車を購入する際には、中古車保証書が発行される場合があります。

この場合、記載された日付は中古車としての登録日です。

そのため、新車保証書の「登録日」と車検証の「初度登録年月」を比較することで、より正確な情報が得られます。

シートベルト

意外かもしれませんが、シートベルトでも車の年式を推測することが可能です。

シートベルトの付け根にあるタグには製造日が記載されており、これが車の製造時期を推測する手がかりとなります。

例えば、「0401 2015」という記載があれば、2015年4月1日に製造されたシートベルトを意味します。

ただし、これはあくまでシートベルトの製造日であり、車全体の年式を正確に示すものではありません。そのため、他の情報と併せて確認することが重要です。

年式の確認方法については、以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。

中古車の年式とは? どう確認する? 「●年落ち」との違い

維持費を考える上で知っておきたい税金

中古車の維持費のひとつとして税金があります。

これから中古車を買おうという場合、自動車にかかる税金について知っておくと良いでしょう。

ここでは、自動車税と重量税について解説します。

自動車税

自動車税は、車を所有している人が毎年支払う税金で、主に排気量によって金額が決まります。

4月1日時点で車を所有している人に課税される仕組みです。

自動車税は、新規登録から13年を経過すると増額されます。そのため、古い車を維持する場合には負担が大きくなる点に注意しましょう。

自動車重量税

重量税は新車購入時や車検の際に車検代と一緒に支払う税金で、車の重量に応じて金額が変わります。

新車の場合は3年分、その後は車検ごとに2年分をまとめて納めます。

自動車重量税も新規登録から13年、さらに18年を超えると増額される仕組みです。

このタイミングでの税額の増加は維持費を圧迫するため、古い車を選ぶ際には重量税についても考えておきましょう。

自動車税については、以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。

中古車購入時の自動車税はいつ、誰が払う? 年度途中の譲渡による月割り金額

まとめ

7年落ちの中古車は、価格と性能のバランスがよく、コストパフォーマンスが高い選択肢です。

ただし、車両の状態に差があるため、自分の目で確認する必要があります。

また、購入後の維持費や修理費用を事前に考慮し、慎重に選びましょう。

今回紹介したチェックポイントを参考に、自分のライフスタイルや予算に合った中古車を探してくださいね。

シシドモータースでは、7年落ちをはじめ、高年式の車両や走行距離の少ない車両を多数取り扱っています。

状態の良い中古車をお探しの方は、ぜひ気軽にご相談ください。

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