「春から大学に通うため通学用として車を買いたい」
「もうすぐ就活も始まるから車を買っておきたい」
「休日に友達と車で出かけたい」
「どんな車があるのかよくわからない」
このような悩みを抱いている大学生は、多いのではないでしょうか。車は、大学生にとって大きな買い物です。経済力がない大学生のうちに車を購入して維持していくことは、容易ではありません。
でも、心配する必要はありません。大学生でも、中古車であれば比較的購入しやすいです。この記事では、大学生が中古車を購入して維持していく方法をわかりやすくまとめました。
大学生におすすめの中古車も最後にまとめていますので、車に詳しくない方でも参考にできます。これから車を必要とする世代だからこそ、ぴったりの記事となっていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
大学生のうちは中古車がおすすめ

大学生のうちに車を購入するのであれば、中古車がおすすめです。その理由として、以下の3つが挙げられます。
- 理由1:価格が抑えやすい
- 理由2:中古車は維持費が安い
- 理由3:事故を起こす可能性が高い
中古車は新車よりも価格を抑えやすいため、大学生でも購入しやすいです。また、運転に慣れていないので事故を起こす可能性もあります。新車で購入しても、事故を起こして修理が必要になれば大変です。
ここでは、中古車がおすすめな「理由」について、それぞれ詳しく解説していきます。
理由1.価格が抑えやすい
一番の理由は、価格が抑えやすいという点です。経済力がない大学生にとって、車は高額な買い物になります。新車の販売金額は200万円を超えるものが多く、大学生にとっては大きな負担です。
仮に200万円を5年間(60か月)で分割支払いにすると、月々の支払いは約3万3000円となります。バイトをしている方もいるかもしれませんが、経済状況によっては月々3万円以上の支払いが苦しい方も少なくないはずです。
一方、中古車の平均価格は100万円ほどで、新車の半分の金額で購入できます。100万円と聞くと大学生にとっては少々高いように感じますが、50万円以下で販売している中古車も少なくありません。
仮に100万円を5年間(60か月)で分割支払いにすると、月々の支払いは約1万6000円となります。この金額なら大学生でも支払えそうですよね。50万円の場合は、その半分なので8000円ほどです。
このように、中古車の方が購入金額を抑えられるので、大学生でも購入しやすくなっています。
理由2.中古車は維持費が安い
大学生に中古車をおすすめするもう一つの理由は、中古車は維持費が安いです。新車の維持費が高額になる理由は、「保険」や「定期的なメンテナンス」にあります。
新車の場合はディーラーで契約をしますが、店側に優位な条件で契約を結んでしまうことが少なくありません。
保険や定期的なメンテナンスなどは、メーカーごとに独自のサービスを提供しており、大変充実した内容となっています。しかし、よく見ると「別になくてもいいもの」も入っており、高額になっていることがあります。
車を購入した経験が少ない大学生のうちは、契約内容を見直すこと自体しないでしょう。そのため、最初に契約を結び、長期間支払いを続けてしまうことが多いのです。
一方中古車の場合は、保険やメンテナンスについて丁寧に相談に乗ってくれるお店も多いです。中古車であれば、民間の自動車販売店で安くメンテナンスを受けるだけでも充分車を維持できます。
このように、新車は中古車に比べて維持費が高くなりやすい傾向にあるので、大学生のうちは中古車がおすすめです。
理由3.事故を起こす可能性が高い
運転に慣れていない場合は、事故を起こす可能性も高いです。社会人になると車を使って移動することが多くなりますが、大学生のうちはそこまで運転する機会がありません。通学の際に車を使うことがほとんどなので、いろいろな道を走り慣れていないのです。
車をこするなどの個人だけの事故であれば修理代程度で済むのですが、対人事故や物損事故の場合は補償が必要な場合があります。
新車の場合は購入金額も高額なうえに、修理代や事故の補償金なども上乗せになるとさらに高額となってしまうので注意が必要です。
また、事故を起こすとせっかくの新車が傷ついてしまいます。運転に慣れていない大学生のうちは、へたに新車を買うよりも中古車を買う方がいいでしょう。
大学生のうちに中古車を購入する場合のポイント

大学生のうちに中古車を購入する場合、以下の4つのポイントを意識して考えると無理なく中古車を購入できます。
【中古車を選ぶ際のポイント】
- 購入費用は50万円以下に抑える
- 維持費が安い軽自動車を選ぶ
- なるべく走行距離が少ない車を選ぶ
- 自分の身の丈に合った車を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
1.購入費用は50万円以下に抑える
購入費用をなるべく50万円以下に抑えることで、無理のない範囲で中古車を購入できます。
先述した通り50万円を5年(60か月)で支払うとすると、月々の支払いは約8000円です。この程度であれば、大学生でもなんとか支払えるのではないでしょうか。
ただし、この他にも支払わなければいけない費用があることも忘れてはいけません。それは、自動車税、自動車保険、ガソリン代、車検代などです。
これらのような車の「維持費」も含め、月々の支払いを行います。そう考えると、50万円は大学生にとって購入金額の目安となるのです。
それ以上になると月々の支払いも多くなってしまうので、なるべく購入金額は50万円以下に抑えるようにしましょう。
2.維持費が安い軽自動車を選ぶ
軽自動車は、普通車よりも維持費が安いのが特徴です。
軽自動車にかかる自動車税は、原則10800円です。それに対して普通車は、30000円〜50000円と排気量によってかなり差があります。
また、任意保険料や車検代についても軽自動車は安く抑えることが可能です。保険料や車検代については、保険会社や車検を受けるお店によって金額が異なるので注意しましょう。
さらに、軽自動車は「低燃費」なので燃料代を抑えられます。
このように、軽自動車は維持費を抑えられるので、大学生にとっては非常におすすめです。
3.なるべく走行距離が少ない車を選ぶ
なるべく走行距離が少ない車を選ぶことも、中古車を購入する際の重要なポイントです。
車は走行距離に比例して、状態が悪くなっていきます。走行距離が多いほど状態は悪く、走行距離が少ないほど状態は良いです。
車は、走ることでどんどん劣化していきます。どの車もある程度の耐久性はありますが、最終的には部分的に故障をする可能性があるので、定期的なメンテナンスが必要です。
走行距離が多い車は故障するリスクも高いため、長く乗る場合はあまりおすすめできません。エンジンの故障など修理費用が高額な場合、大学生にはかなりの負担になります。
このように、走行距離は車の状態を把握するための目安の一つなのです。経済力が乏しい大学生のうちは、走行距離が少ない中古車を選ぶようにしましょう。
4.自分の身の丈に合った車を選ぶ
大学生のうちに中古車を購入する場合、自分の身の丈に合った車を選ぶことも大切です。
大学生の本当の目的は勉強することであり、車を買うことではないはずです。
欲しい車を買うためにバイトを頑張ってお金をためて購入するのであれば、良い経験になるかもしれません。ですが、あまりにも現状からかけ離れた車を選ぶと、本来の目的である勉学がおろそかになってしまう可能性があります。
たとえば、月15万円の生活費で生活している大学生が、600万円の中古のミニバンを購入したらどうでしょうか。ここでいうミニバンは、「アルファード」や「ヴェルファイア」などです。
本当に必要でしょうか。冷静に考えたら、必要ないはずです。ですが、「かっこいいから」「欲しいから」などという理由で、なんとかして手に入れてしまいます。
その結果、月々の支払いに追われて本来の目的から反れてしまう可能性があるのです。そうならないためにも、冷静に考えて自分の身の丈に合った車を選ぶように心掛けましょう。
大学生が新車を購入するのはあり?

結論からいうと、大学生が新車を購入するのはあまりおすすめできません。一番の理由は、価格や維持費などの「資金」の面です。高いお金を出して新車を購入するメリットは、大学生のうちはあまりありません。
現在販売されている新車の平均価格は、264万円です。新車の価格は一時期の半導体不足、物価高などの影響を受けて高止まりしています。
一昔前は安く買えていた車が、今では値上がりして決して安いとはいえなくなっているのです。
大学生のうちは、まだ自分で稼ぐ力がない場合が大半です。そのような状態でありながら、いきなり200万円を超える買い物をすることは、あまり懸命とはいえないでしょう。
また、車を購入すれば維持費がかかります。主な維持はガソリン代、駐車場代、税金、保険料などです。車の購入価格とは別で支払わなければいけないため、実際に支払う金額はさらに大きくなります。
現在(2024年時点)大学生が車を所有している場合の車にかかる維持費は、10〜20万円が最も多い割合となっています。ガソリン代や駐車場代、税金などの維持費を合計しても、かなり安いといえるでしょう。
一方で新車にかかる維持費は、年間30万円以上はかかります。車の維持費は車種や燃費などによって大きく変化するため、一概に「これくらいかかる」とはっきり言い切ることは難しいです。
ですが、メンテナンスや保険料などによって、新車と中古車では最終的な維持費に大きな差が出ます。
また、大学生で車を購入する場合、100万円以下で購入している割合が非常に多いです。100万円以下で購入できる新車は、ほとんどありません。ですので、多くの大学生が中古車を選択しています。
このような背景から、大学生のうちは新車ではなく中古車の方がおすすめです。
大学生におすすめな中古車3選

「大学生のうちは中古車の方がおすすめなのはわかったけど、どんな車があるのかわからない」
そのような大学生でもおすすめな中古車を3つ紹介します。中古車市場でもシェアが多いため入手しやすく、維持費も安いのでおすすめの車です。
1.ホンダ フィット
ホンダのフィットは、小回りが良く燃費性能も良いので多くの大学生が乗っています。フィットはホンダの売れ筋車種の一つであり、大学生が乗るには充分な車です。
5年〜10年前の年式落ちであれば、50万円以下で多くの台数が販売されています。年式落ちといえど、ホンダの技術を取り入れた高い性能を持っている車体が多いです。また、燃費が良いため通学用として非常に便利で、税金なども安く大学生でも乗りやすい車になります。
4駆のモデルもあるため、雪が降る地域でも安心です。運転に慣れていない大学生にとっても、乗りやすい車となっています。ホンダのフィットは、大学生でも「維持費」と「実用性」の両面で扱いやすいためおすすめです。
2.トヨタ パッソ
パッソはトヨタで販売している普通車になります。なぜパッソがおすすめなのかというと、その多くが家庭用として使用されているため「状態が良い」からです。
長距離走行や悪路走行などを行っていない場合が多く、家庭用でスーパーなどに行くために利用していたという場合が多いです。そのため、大学生が通学用として使うのであれば充分長持ちします。
また、燃費性能も良いのでガソリン代もかかりません。室内は5人乗りで幅広く、友達とドライブに行くにも丁度いいサイズ感です。小回りも効くので、狭い小道でも無理なく通ることができます。
値段は、安いもので40万円ほどで購入することが可能です。パッソは「実用性」の面で優秀な車なので、実習など出かけることが多い大学生にはおすすめの車になります。
3.スズキ アルト
アルトは、スズキ株式会社が販売している軽自動車です。アルトは商用車、家庭用など幅広い場面で活用されています。燃費性能も高く、小回りが利くので誰でも乗りやすい手軽な車です。
アルトの一番の特徴は、維持費の安さです。1年間にかかる維持費は、新車の場合安くて30万円以上ですが、アルトは20万円ほどで済みます。
大学4年間アルトに乗り続ければ80万円、新車に乗り続ければ120万円かかる計算です。4年間で40万円も違ってくるため、他の車に比べて維持費は安いといえます。
また、販売価格も非常に安いのが特徴です。15万円以下で購入できる場合も多いので、購入価格も抑えられます。
アルトは、「コスト面」で非常に優れている車です。経済力がまだない大学生にとって、アルトはおすすめな車の一つになります。
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中古車を買うなら中古車販売店へ行こう

実際に中古車を購入する場合は、中古車販売店で車を検討するのがおすすめです。ここでは、中古車販売店のメリットとデメリットについて紹介していきます。
中古車販売店のメリット
中古車販売店のメリットは、以下の3つです。
- 豊富なラインナップ
- 値段交渉がしやすい
- 店員と相談しながら現状に合う車を選べる
まず1つ目のメリットは、数多くの中古車があるため「選択肢が多い」という点です。豊富なラインナップの中から気になった車を選べるので、満足した車選びができます。
2つ目のメリットは、値段の交渉がしやすいという点です。通常新車を購入する場合は、正規ディーラーで購入をします。正規ディーラーでは値段の交渉が難しく、なかなか安く購入できません。
その点、中古車販売店では値段の交渉がしやすく、購入者の要望に寄り添ってくれるお店が多いです。もしくは、希望の価格帯の中古車を提案してくれます。
3つ目のメリットは、店員と相談しながら車を選べるという点です。中古車販売店では、同じ車でも価格が違う場合があります。年式や走行距離、状態などにより価格が変わるためです。店員と相談しながら選ぶことで、自分の現状に合った車を見つけやすくなります。中古車販売店だからこそ、このような多くのメリットがあるのです。
中古車販売店のデメリット
では逆に、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。考えられるデメリットは、以下のようなものがあります。
- 欲しい車がない場合もある
- 店によって販売価格が異なる
- 整備が行き届いていないことがある
1つ目のデメリットは、「欲しい車がない」可能性もあるということです。中古車販売店は豊富なラインナップがあるのが特徴ですが、すべて中古車になります。そのため、取り扱っている車種は中古車ばかりです。
中には「欲しい車がない」という方もいるでしょう。中古車を扱っている中古車販売店だからこそ、人気の車種が市場に出てこない可能性もあります。
2つ目のデメリットは、店によって販売価格が異なるという点です。正規ディーラーでは、販売金額がある程度一定となっています。どこの店舗でも大体金額が一定なので、どこで購入しても一緒です。
ですが、中古車販売店では、店舗によって販売している「車種」も違えば「価格」も異なります。そのため、必ずしも同じ車が置いてあるとは限りません。
3つ目は、整備が行き届いていない場合もあるということです。トラブルが多いのは、足回りやエンジン、バッテリーなどです。
走行距離が多い中古車は、特に注意しましょう。足回りは、外見からわかりにくいので店側も確認が難しい場合があります。ですので、実際に購入する場合はよく確認してから購入するようにしましょう。
中古車販売店には、このようなデメリットが挙げられるものの、どのお店もお客さんの現状に合う車探しを手伝ってくれます。中古車を検討する場合は、ぜひ中古車販売店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
岡山で中古車を買うなら「シシドモータース」がおすすめ
全国に中古車販売店はいくつもありますが、岡山で中古車を買うなら「シシドモータース」へお越しください。
シシドモータースでは、軽自動車を中心に中古車販売をしています。仕入れの段階でプロが目利きを行い、高品質の中古車が数多く取り揃えられているので安心です。
相場が安い時期に仕入れを行うことで、車両販売価格も安く提供できます。
また、アフターサポートも充実しており、傷やへこみの修理、車検、保険事業なども行っているので安心です。
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まとめ
通学や実習、友達とのお出かけなど、大学生でも車が必要な場合があります。そのような時は中古車を検討してみてはいかがでしょうか。中古車の一番のメリットは、「購入費用」を安く抑えられるという点です。
中古車販売店では数多くの中古車が取り揃えられているため、それぞれの現状に合った車を選べます。店員と相談しながら選ぶこともできるので、車に詳しくない方でも心配いりません。
大学生で車を検討している場合は、中古車がおすすめです。車に詳しくないという方は、一度中古車販売店へ相談してみてはいかがでしょうか。